マツダ株式会社, 成蹊大学との共同研究の成果が 自動車技術会論文集 に掲載

剛性・振動・衝突性能を同時に満たし鋼材とアルミ材を適材適所に配置したトポロジー形状に関する論文が 自動車技術論文集 に掲載されました。マツダ株式会社, 成蹊大学との共同研究の成果です。

寺田 栄, 和田 有司, 弓削 康平, 和田 尚美, 木﨑 勇, 橋田 光二, “剛性・衝突・振動の複数性能を同時に満たし質量最小化を目的とする複数材料トポロジー最適化手法,” 自動車技術会論文集, vol. 54, no. 6, pp. 1127-1132 (2023).

線形領域である静剛性と動剛性に加え,非線形領域である動的衝突エネルギー吸収も含めた複数の性能を制約条件とし,複数の材料で質量最小化を目的としたトポロジー最適化を行う機能を実装した.この機能を用いて,剛性・振動・衝突性能を同時に満たし鋼材とアルミ材を適材適所に配置したトポロジー形状を得ることが出来た.