4芯ケーブルによるループ線

CANARE 4S6 (100mリール)

CANARE 4S6 (100mリール)

4芯スピーカーケーブル(上写真)を用いてループ線を作った例を示します。いくつかの色が選べるし、比較的丈夫なケーブルです。

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コネクタ付き20mループ線

コネクタ付き20mループ線

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コネクタで接続した時

コネクタで接続した時

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コネクタを付けると敷設が楽です。ここでは5ピン・キャノンコネクタを使っています。
青と黄色のビニル被覆線はアンプへの接続線です。

4wire4

5ピンのコネクタを使ってこのように接続すれば、4周するループ線になります。

ケーブル長20mの場合(4周なので総延長は80m)、抵抗値は3.4Ωとなりました。30m~50mにすると5~8Ω程度になると思います。抵抗値が小さいので大きめのループ向きです。

このケーブルは4芯なので、アンプから0.5A流せば、単芯のループに2A流したのと同じ磁界強度となります。0.5×0.5×3.4=0.85Wという計算になります。
電圧では、0.5×3.4=1.7V必要です。これは実効値ですので、pp値で4.8Vとなります。
アンプの電源電圧はこれよりも十分大きい必要があります。
12Vで動くアンプなら大丈夫ということになります。